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ヨーロッパ文化遺産の日~2日目~

Bonjour!
こんにちは。

前回に引き続き、「ヨーロッパ文化遺産の日」のお出かけの様子をお伝えします^^
2日目の今日は、丘の上に立つ石造りの風車へ行ってきました!
以前、天体観測のイベントをブログにも書きました(その記事はこちら)が、
そのイベントが行われた場所です。
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この石造りの風車はガロローマ時代に見張り塔として建てられたもので、
その後、16世紀に小麦を挽く風車として使用されていたものだそうです。

19世紀初めに製粉業の兄弟によって再建されて使用されていましたが、
19世紀中ごろに兄弟が退去した後は、この地は放棄されていました。

1991年にこの町出身のコリニョン夫人によって、再建が計画され、
1998年に当時の風車の構造を完全に再現し、復元が完了したそうです。

約140年間放置された地は荒れ果て、石臼以外の全ての装置や
建物の骨組み、ほとんどの石は無くなっていたそうです。
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中の風車の構造は当時の構造を完全に再現されていて、
大きな主軸や歯車、ブレーキをかけるための大きな石など、
圧倒と共に感心するところが満載なのですが、
装置の一部に馬や鳥を模ったものがあったり、可愛らしいところもあります^^
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実はこの風車、今でも現役で稼働していて、
時々小麦を挽いて粉にし、パンを作ってここで販売したりもしているんですよ!
16世紀には3塔あった風車。
風車として再建されたのは1塔ですが、西側の塔は展望台になっていて、
そこからの景色は抜群!晴れた日は地中海まで一望できますよ!
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ここでもコーヒーを飲みながら、偶然居合わせた方々とのおしゃべりを楽しんだり、
ゆったり、のんびりした時間を過ごして、
帰る途中にある、石造りの家を見学に、寄り道しました~!
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ここには、このような石造りの家や、石の壁をたくさん見ることができます。
これは、12世紀にこの地域の人口が爆発的に増加した際に、
人々がわずかな土地で暮らすため、石を取り除いて積み上げたりしたものだそうです。
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繋ぎとなるようなものは一切使われておらず、
大小様々な石を積み上げただけで出来ているので、
一つでも石を取り除いてしまうとバランスを崩して壊れてしまいます。
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「上に登ったり、石を取ったりしないでください」と書かれた張り紙。
このような石造りの家をカラベルまたはカピテルと呼びます。
派手さなないけれど、これらも立派な人類の遺産ですよね。
この遺産が守られているのは、
このカピテルや石の壁で縁取られた森の小道を保護・修復している団体の方々が
日々努力されているからなのを忘れてはいけません。
(以前ご紹介した森の小道についてはこちら
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毎週どこかで活動されていて、重い石を積んだり、
大変な重労働ですが、頑張ってくれています。

世界遺産大国フランス。
世界遺産に登録されていなくても、素晴らしい遺産が身近に沢山あるんです!
豊かな自然と豊かな人類の遺産のコラボレーション。
南フランス・オクシタニの魅力は尽きませんよ^^
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